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「ブラジリアン柔術」は日本の[柔道]を起源に持った格闘技です。
約100年前にブラジルで護身術として使われ始め、小柄な人でも使うことができるように様々な知識を練りこんで作り上げられていきました。1990年代には柔術家がPRIDEなどの格闘技シーンを席巻し、一気にその名前が認知されるようになりました。
実際に私もこの時期にブラジリアン柔術というものを初めて知り、衝撃を受けたことを未だに鮮明に憶えています。
ブラジリアン柔術はそれ以降、比較的安全で、素人からでも始められるハードルの低さから、競技人口が増加しました。今現在、日本国内でも芸能人が趣味として取り組むなどして盛り上がりを見せている注目のスポーツです。
当ジムでは、柔術を通じて自分自身に打ち勝ち自信を持った人間を増やしたいと考えています。
また人間関係が疎遠になった今、柔術で直接肌と肌を合わせて組み合うことで「繋がることの大切さ」を再認識できる空間を提供したいと考えております。
柔術をすることで個の力を高めた人間同士が「相互扶助の精神」で新たなコミュニティを創り出し、よりよい社会となっていくことをミッションとしています。
松本一郎(Ichirou Matsumoto)
1981.10.9 O型 奈良県生駒市出身
学生時代にサッカー、ラグビー経験あり
既婚・二児の父・柔道整復師
好きなモノ:、スニーカー、DIY、音楽、ミシン、書道
好きな食べ物:チョコレート、コーヒー、鶏肉、炭酸水
▶柔術の略歴
2011年30歳で格闘技未経験で奈良市にあるNR柔術に入会。
就職を機に肥満体型となり20代は度重なるリバウンドで悩まされていたが、柔術のおかげで順調に体重も落ち1年半で15㎏の減量に成功し、リバウンドもしなくなった。
入会から3ケ月で選手としての活動を開始する。
白帯、青帯では関西や名古屋の大会を主戦場にするも目立った成績は残せず。
紫帯からは全国大会にも参戦するも戦績は振るわず…それでも2015年にアメリカで行われたワールドマスターへの参戦、アメリカの超有名道場にも出稽古を敢行し技術を学び続ける。
そんな折に、関係者の目に留まり、関西のプロ興行に2年連続オファーを受け参戦し2連勝。
自身の代名詞でもある回転系の柔術スタイルから「スピンマスター」の異名をもらい、以後ふたつ名として親しまれている。その後、九州でのプロ大会にも活躍の場を広げた。
紫帯の後半からは全日本マスター優勝など好成績を残し始める。
茶帯では、全日本マスター2連覇とアジア大会優勝の功績を生駒市長から認められ生駒市市民功労賞を授与。同時にローカルテレビや新聞、YouTubeなどのメディアにも多数出演。
黒帯になってからも精力的に活動を続け、初年度でJBJJF殿堂入り選手2名と激戦を繰り広げ、惜敗するも、同年の全日本選手権では3位の成績を残す。
2023年にはIBJJFワールドマスターにおいて世界三位など、今もなお現役として挑戦を続けている。
▶指導歴
所属道場であるNR柔術において2015年からインストラクターを開始。
2020年からは奈良県にあるM3A fitでのグラップリングおよび柔術、GRANDSQUAREでの柔術、三重県のN★TRUSTでの柔術指導など外部指導も経験。
他にも2023年以降は年に3回程度、全国各地でセミナーを行い、教則動画も4作出典。
柔道整復師としての体の知識を活かして身体操作を上達させるレッスンは姿勢改善やダイエット効果を実感される会員さんも多数おられ好評を得ている。
プライベートレッスも人気で予約が取りにくくなっている。
キッズ年代で5人の全日本王者を排出、大人の部では特にマスター世代で多数の青帯、紫帯の排出に寄与。
▶主な戦績
◎紫帯◎
第11回全日本マスター選手権 35歳以上の部64kg級優勝
ワールドマスター 30歳以上の部64kg級ベスト8
◎茶帯◎
第12回全日本マスター選手権 35歳以上の部64kg級優勝
アジア選手権2017 35歳以上の部64kg級優勝
第13回全日本マスター選手権 35歳以上の部64kg級優勝
第19回全日本選手権 57.5kg級準優勝
◎黒帯◎
2019 第20回全日本選手権 57.5kg級3位
賞金グラップリングマッチ Gladiator cup 61.2kg級 初代王者
2022 総合格闘技プロ興行Gladiator016inOSAKA PROGRESS 60kg契約出場
2023 全日本マスター57.5kg優勝
IBJJF WORLD MASTER3位入賞
▶その他の活動
・GLADIATOR CUP実行委員長
・BJJ WORKSHOP主催
・PINEBOOK.APPAREL主宰
僕自身、柔術を始めるまでは、習い事も部活も何一つ大成せず、大人になってもダイエットもスポーツも勉強も仕事もなにもうまくいかず、自信なんて全くない人間だったと思います。
しかし柔術はそんな自分を変えてくれました。
もちろん最初からうまくいった訳ではありません。基礎の動きもろくにできず、技も憶えられず、スパーをしてもタップばっかりしていました。
それでも道場に行けば誰かが声を掛けてくれるのが嬉しくて、気が付けば他の道場にも出稽古に通うのが当たり前のライフスタイルになっていました。柔術は道場間の垣根がほとんどなく、他道場でもしがらみなく仲良くなれることが他の武道競技にはない特徴です。
そんな人と人の繋がりのおかげで、僕は成長させてもらうことができました。
柔術を続けてきたおかげで今では笑いあえる仲間に囲まれて、少しですが自信を持って生きることが出来ています。このような経験から私は、柔術には目には見えないけれど、確実に人を成長させたり元気にするパワーが潜んでいると確信しています。
自分自身が柔術を通じて自信を得て、予想もしなかった人や場所と繋がることができたように、HAPPYになれる仲間がひとりでも増えることを楽しみにしています。
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